仕事・キャリア
転職の前に。
働き方を見直す
4つの視点。
「このままでいいのかな」と感じたら。
今の不満を整理して、自分に合う選び方を考えよう。
給料を増やしたい。毎日の通勤を短くしたい。もっと得意なことを仕事にしたい。働き方を変えたい理由は、人それぞれです。
そんなとき、まず「何を変えたいのか」を分けて考えてみましょう。転職に加えて、今の職場で相談する、担当を変える準備をする、学びながら可能性を調べるなど、取れる行動が見えてきます。
01 / YOUR PRIORITY
仕事内容と条件を、
分けて考える。
「仕事が合わない」という気持ちを、仕事内容・収入・時間・人間関係・成長の5つに分けて書いてみてください。同じ職種でも、働く場所や担当業務が変わると、気になる点が変わる場合があります。
自分の基準をつくる3つの問い
- 今、困っていること:一番変えたい場面を一つ、具体的に書く。
- 残したいこと:得意な業務や休みの取りやすさなど、今の仕事の良い点を挙げる。
- 譲れないこと:必要な収入、働ける時間、通勤範囲などを言葉にする。
すべてを一度にかなえる前提にせず、「最優先」と「調整できるもの」を分けると、求人や働き方を比較しやすくなります。
02 / YOUR OPTIONS
働き方を変える、
4つの入り口。
- A今の職場で相談する
- 担当業務や時間の使い方が課題なら、困っている状況と希望を整理して相談する方法があります。変更できる範囲や制度は勤務先によって異なります。
- B異動や役割変更を調べる
- 会社の環境には満足していて、仕事内容を変えたいときの選択肢。社内の募集や必要な経験を確認し、足りない点を整理します。
- C学びながら選択肢を増やす
- 興味はあっても適性が分からない分野なら、教材や小さな制作課題を試す方法もあります。学習費だけでなく、使う時間と続けやすさも見ていきましょう。
- D転職を検討する
- 今の環境で希望の実現が難しい場合は、ほかの職場を調べることも一案。給与だけでなく、業務内容、勤務時間、勤務地、雇用条件を合わせて確認します。
どれが正しいかは、一人ひとりの状況で変わります。求人を見る、仕事内容を調べる、相談の準備をする段階でも判断材料は増やせます。
03 / A DIFFERENT VIEW
「もっと稼ぎたい」の
理由も見つめよう。
収入を増やしたい理由が「趣味を楽しむ余裕がほしい」なら、収入に加えて、自由な時間や仕事の疲れ方も比べる材料になります。
編集部作成の架空例
趣味の時間を増やしたい人の場合
仮にAさんが、今より給与の高い仕事を見つけたとします。一方で、通勤は片道30分長くなります。月20日出勤するなら、往復で増える通勤時間は月20時間です。
給与だけなら魅力的でも、自由な時間を優先したいAさんには別の選択が合うかもしれません。大切なのは、増えるものと減るものを、自分の希望と照らし合わせることです。
比較の考え方を示すための架空例で、実際の求人や体験談ではありません。
04 / YOUR FIRST STEP
今週は、判断材料を
一つ増やそう。
- 気になる仕事を調べる職種名だけでなく、一日の業務や必要な経験を確認する。厚生労働省のjob tagなど、仕事内容を調べられる情報も参考にする。
- 同じ基準で3つ比べる求人を3件選び、給与・勤務時間・通勤・業務内容・必要な経験を並べる。不明な条件は推測せず、確認する項目として残す。
- 次の行動を一つ決める上司への相談内容をまとめる、教材の一章を試す、求人の不明点を問い合わせるなど、自分が進められる行動を選ぶ。
迷いがなくなってから動く必要はありません。情報を一つ増やすことも、自分の選択に納得するための前進です。体調や生活への負担が大きい場合は、一人で結論を急がず相談できる窓口も活用しましょう。
あわせて読みたい
仕事の先の、
暮らしも考える。
学びや副業、家計の見直しなど、暮らし全体から自分の可能性を考えたい方はこちら。
暮らしを豊かにするヒントへ